国際女性デーに寄せて

3月8日は国際女性デーです。

1904年、ニューヨークで婦人参政権を求めたデモが起源となり、国連によって1975年に3月8日を「国際女性デー(International Women’s Day)」として制定されました。

開設している心理相談室は、「子どもと女性のための心理相談室」と謳い、相談室の名前に「みもざ」をいただいています。

イタリアでは「ミモザの日」と呼ばれ、女性に感謝を込めて、母親や妻、友人、会社の同僚などにミモザが贈られる習慣があるそうです。

この時期は街中がミモザであふれるとか。見てみたいですね。

子どもと女性は、日本でも世界中でも、まだまだ弱い立場にあると思います。

家庭や職場で、労働条件や給与面で、教育場面においても、社会の歪みを受けて不利益を被ったり、辛い思いをするのは、女性であることが多いように感じます。

こう言うと男性からお叱りを受けるかもしれません。

男性もいろいろ大変なんだよ!と。

その通りだと思います。本当に毎日お疲れ様です。

でも、女性が生きやすい社会は、男性にとっても生きやすいはず。

女性が生きにくいと、子どもに負の感情が伝わり、子どもがいきいきと生きられなくなってしまいます。

ミモザの花は一つ一つ一つは小さいけれど、たくさん集まると丸くて可愛らしい房となります。

満開になれば木全体が黄金に輝いて、パッと目を引く存在に。

ミモザの花は春の象徴です。

明石みもざ心理相談室では、心理相談を通じて、ひとりひとりの女性の心に深く関わり、生き辛さが生きる力に変わるプロセスに伴走させていただいています。

小さな活動も積み重なればキラッと光る存在に。

まわりまわって社会が良くなる。

そんな活動をこれからも続けて行こう思います。

臨床心理士 難波 愛

臨床心理士 難波 愛

【子どもと女性の心理カウンセラー】
スクールカウンセラー歴25年、子どもの心理カンセリング「遊戯療法」の専門家。子どもも親もサポートするカウンセリングのスタイルが好評。子どもは「楽しかった!また来たい」とリピート率9割以上。女性のカウンセリングでは、「はじめて自分と向き合えた」と前を向いて歩んでいかれます。

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